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ミリON★オーダー(番外編7-3)


<つばきの恋③>


 小さなワゴン車に乗せられ連れ込まれたのは一見其れとは解らない感じのラブホテルだった。


「…」


男の人がタッチパネルで部屋を選んでいる様子を物珍しげに見ていた。


(こんな風になっているんだ)


ラブホテルって不潔なイメージがあったけれど、其のイメージはフロント内から払拭されていた。


(なんだか普通のホテルって感じ)


やがて無言で手を繋がれエレベーターで上へと上がって行った。



男の人が選んだ部屋に入って更に驚いた。


「…和室?」


其処は畳敷きの何処からどう見ても純和風の部屋だった。


「あ…気に入らなかった?」


やっと喋った男の人がモジモジと声を掛けて来た。


「あ…いえ…ただこういうところって鏡張りの壁に大きなベッドがあるってイメージだったから」
「あははっ、まぁそういう部屋もあるけど…色んなタイプの部屋があるんだよ」
「…」


男の人の其の言葉は、まるでこういう処に初めて来たんじゃないという事を暗に思わせる発言だった。



温泉旅館の一部屋みたいな佇まいの其の部屋の中央に敷かれている布団の縁に私は正座した。


「…あの…ど、どうしたらいいですか?」
「え」
「服…自分で脱いだ方がいいんでしょうか?」
「…」


私はこういう事が初めてだったのでよく解らなかった。


こういう時はどうすればいいのか。


マニュアルみたいなものが存在しているのか否か、そういう事すら私は解らなかった。


「あの!…どうしても…其の……するの?」
「え?」
「こんな処まで連れて来て云う台詞じゃないかも知れないけど…あなたは本当に俺なんかと…」
「…」
「よく…考えて…欲しい」
「…」


この人がなんでこんな事を云うのか理解不能だった。


普通男の人って若い娘が誘えば有無をもいわずに抱くものじゃないのだろうか?


(男は…えっちな事が好きな生き物だと思っていたから)


「ほ、本当に…いいの?」
「…」


何度も確かめるように私に迫る。


真剣な眼差しで、真っ直ぐに私を射捉える。


(この人…なんでこんなに)


男の人の其の眼差しを見ていたら自然と体が熱くなって来た。


熱く…火照って来たのだ。



「…いいです」
「──え」
「あなただから…私はあなたに抱かれたいです」
「!」


瞬間、私の体は布団に押し倒された。


「あっ」
「もう…訊かない」
「…」
「止めてと云われても…もう止められない── 好きだから
「?」



ドキドキと高鳴る胸の振動があまりにも煩くて、彼が最後に呟いた言葉が聞き取れなかった。










「あっ…あぁ…んっ」


体中を舐め回され、時にはきつく吸われて痛みを感じつつも、彼から受ける刺激によって私の中はもうトロトロに蕩けているみたいだ。


「凄い…もう…こんなに」


彼が浅く私の秘所に指を出し入れして擦る度に卑猥な水音が響く。



「はぁはぁ…もう…もう…」


今まで自分で触った事のあるのはクリトリスだけだった。


其処から下の領域は私にとっては未知の世界。


だから丹念に舐められている其処に彼のありえない程大きなモノが挿入るのかどうか不安と恐怖でいっぱいだった。


「そんなに怯えないで」
「…あ」


耳朶を甘噛みしながら彼は囁いた。


「優しくするから」
「…」


酷く優しい眼差しが私の不安と恐怖を軽くした。


「…挿入れるよ」
「はぃ…」


ぬちゃと押し付けられた水音が響き、其の大きなモノは私の中に吸い込まれるように挿入った。


「あっ、あっ…」
「ん、んっ」


少しずつ押しては引いてを繰り返し、中に進める時は力強く腰を前に振られた。


「あっ!ん…あぁ…あっあっ…」
「ふっ…ん、ん…」


ぶしゅっくちゅと卑猥な音が耳に届く度に私の中は彼のモノで侵食されているのだと思うと堪らなくなった。



「…あっ──」
「──ふっぅ……挿入ったよ」
「…はぁ…ん」


とても痛かったけれど、泣き叫ぶほどの事はなかった。


「…初めて…なんだね」
「え」


其の言葉を受けて瞑っていた目を開き彼の顔を見た。


「血…出ているけど…大丈夫?」
「…あ…はい…へ、平気…」
「そう…じゃあ…動くね」
「…」


チュッと私の汗ばんだ額にキスをして彼はゆっくりと腰を振り出した。


「! あっ…あぁぁ…」
「最初は痛いけど…徐々に…気持ちよくなって行くから」
「ひゃん…あっ…ひゃ…あっあっあっあ…ぁぁぁ──」


優しい言葉とは裏腹に腰の動きは激しさを増し、出し入れされる度に響く水音も大きくなる。



じゅぶぐじゅぴちゃぬちっ



「あっあっ!いや…あん…あっあっあっ…ひゃぅ」
「はぁはぁ…あぁ…気持ちいい…あ、ありえないほど…はぁ…気持ちいいよ」
「んっ、んっあっ…はぁん…あっあっ」


彼が云ったとおりに私も彼と同様、痛さよりも気持ちよさが勝って来て、自分でも信じられないくらいに甘い声を出していた。



(この声…いつか聞いたお姉ちゃんと同じ)



こんな時に何故か、昔聞いてしまった初恋の人と姉の情事の風景をぼんやりと思い出してしまっていた私だった。


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