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ミリON★オーダー 1話

<第一の男>此処はとあるホテルのとある一室───パシィィィーン!!!「信じらんない…馬鹿にするのもいい加減にしなさいよね!」「…」「本当に顔だけ男ね、最低!!」「…」「この×××男!!」「…」バタン!!よく解からないままホテルに連れ込まれ、よく解からないままに殴られて罵倒されてよく解からないうちにひとりにされた。「あー…痛い」(俺ってなんだかんだと女の子によくパーで殴られてるよなぁ)鏡で自分の顔を見てみる。...

暴君カレシ 10話(終)

 落ち着いて話をするために入ったラブホテルだった。──だけどやっぱりそんな認識は甘かった「ひゃぁ、あっあぁぁぁっ」「ん、んっ…はぁっ」いつもと同じように部屋に入った早々、強引に押し倒され衣服を剥がされ、全身くまなく嘗め回され求めるがままにモノを受け入れてしまっていた。(これじゃあいつものパターンになる!)私は意志を強く持って、あえて佐武の動きと連動するのを止めた。「──愛?」「…」ユサユサと揺らされ...

暴君カレシ 9話

約一年ぶりに母校に来た。(あんまり変わってないな)当たり前だけれど、ついそんな風に感慨深く思ってしまう。土曜日の大学は普段とあまり変わり映え無く、其れなりに学生で溢れていた。私服で歩く分には社会人の私でも特に目立つような事はなかった。勝手知ったる様に構内をすり抜けていく。「あ」「──へ」馴染みの道を歩いていると、よーく知った男がレベルの低くそうな女を連れて固まった。「…」「あ…愛?!な、ななななんで此...

暴君カレシ 8話

「じゃあ問題は佐武の素性──って事な訳ね」梓さんがグラスのアルコールをグイッと一気に煽りながら云った。「…そうですね。私が其の話をすると直ぐに誤魔化すんです」「何か後ろめたい処があるって事なのかしら」「そうとしか思えなくて」いくら好きだ、付き合ってくれと云われたって、自分の事を話さない男に対して気持ちを預ける事なんて出来ない。「秋良」「…うん」梓さんが光岡くんに視線を送りながら合図した。すると光岡くん...

暴君カレシ 7話

雰囲気のいい飲み屋の個室。其処には光岡くんがいた。「あ」私を見た光岡くんは少し驚いた顔をして短く呟いた。「やだ、梓さん、光岡くんとデートだったんじゃ」「そうよ──秋良、今日は彼女も一緒なんだけどいいわよね」「うん」なんだか一瞬光岡くんが従順な犬──のように見えた。梓さん(飼い主)に従順な光岡くん(飼い犬)(まぁ一回り歳下だとそうなのかな)光岡くんがうちの会社に来ていた時みんなが【小犬みたいだ】と云って...

暴君カレシ 6話

『お客様のご都合により お繋ぎ出来ません──』「…」元彼に佐武の事を詳しく訊こうにもあの日以来、連絡はつかなくなっていた。「はぁ…」本当に此処最近、溜息しか出ない。「…」正直、私の中では既に佐武と付き合ってもいいという気持ちになっていた。私の事を好きで、強引でありながらも強く求めてくれる男なら付き合うには何も問題が無いように思える。──だけど何故彼は自分の事を話したがらないんだろうそもそも友だちに頼まれた...

暴君カレシ 5話

 其れはもう一端の暴君ぶりな所業だった。「あぁっ、あん、あん、あん!」「ふ、ふっ…ん、んっ」激しい抜き差しで既に私の秘所からは溢れるように愛液がほとばしっていた。じゅっじゅっと粘膜と液体が擦れ合う、あの何ともいえない恥ずかしい水音が延々と続く。「やぁ…も、もう…」「また…締めて来てる」「ふぁ、あっ、あぁぁぁん、あんあんっあん」「くっ──」(あぁ…もう何度目かの絶頂だろう)仕事帰りにいきなり手を引かれ...

暴君カレシ 4話

「はい、承りました──奥のエレベータから3階に上がりまして真正面の部屋になります」「どうも」いつもの業務。受付嬢の仕事は決して楽なものじゃないけれど、一応遣り甲斐みたいなのは感じている。だけど「…はぁ」「4回目」「え」横から聞こえた声に思わず顔を向ける。「どうしたの?吉野らしくないわね。そんなにため息ばかりついて」「…」同じ受付嬢であり先輩である梓さんに突っ込まれ少し気恥ずかしかった。「何かあったの?」...

暴君カレシ 3話

どうやら私は彼氏の借金のカタにされたようだ。「ちょっと待って!そんな話はおかしいでしょう?!」「…」「其処に私の意思はない事になっている!」「…意思」「お金の貸し借りはあんたとあいつの間で行われた事で、一応彼女ではあるけれど、私には関係がな──んっ!」「ん」話し途中でキスされた。「ん、んっ」「…」舌と舌が絡み合うような濃厚なキスだった。「んっ、はぁ、はぁはぁ…」暫く続いた深いキスが終わった時には息があが...

暴君カレシ 2話

  私は今のこの状況がよく解っていなかった。「あ、あっ、ぃやぁ」「んっ、ん、ふぅ」捻じ込む様に挿入れられ、激しく腰を動かされていた。(こんな有り得ない話って無いでしょう?!)今、私は見知らぬ男に冒され中だなんて、そんな…そんな──「あぁぁぁっ、あん、あん、あん!」「ん、んっ」多くを語らずにガンガンと腰を推し進め、私の奥底を突きまくって来る。其の振動が子宮まで響いて、今までに経験した事のないむ...

暴君カレシ 1話

昔から要領だけはよかった。外見の見た目で得した事も損をした事もあったけれど、まぁ其れなりに順風満帆な人生を送って来れたと思う。──あの男に逢うまでは、本当にそう思っていたのだ「本当に悪い!」「え」「オレが甲斐性無しなばかりに…本当にすまん!」「…何、云ってんの?」ラブホテルの部屋の中で今、私の目の前で盛大に土下座して謝っている男は一応私の彼氏──なのだけれど。「つい…酔った勢いっつーか…其の、あんまよく覚...

小犬カレシ 10話(終)

「駆除、終了しました」「おぉーさっすがひきくん、仕事が早いなぁ~」「…其の呼び方…いい加減よしてください」「いいじゃないか、俺、気に入ってるんだよ」「…」(やっぱり、秋良だ)辰巳と話しているのは秋良だった。「やっぱりサイバーフロストか?」「…多分。クラッキング仕掛けて来たから自動防御ブロック埋め込んでおきました」「ありがとう。やっぱりひきくんにまかせておけば安心だな」「買い被り過ぎ──俺なんて…どうしよ...
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