2017.03.31 (Fri)

偏食の王子様 9話



豪華絢爛な煌びやかな部屋の中央にドンと置かれている長いテーブル。

其の上座にひとり、ポツンと座っている少年がいた。

「あっ」

其の少年と目が合った瞬間、少年は高い声を発して私の元に駆け寄って来た。

「あ、あの…あの、僕…僕の事、覚えていますか?」
「はい。この度は私を雇ってくださってありがとうございます」
「…怒って…いない?」
「え」
「ぼ、僕の我儘で…お姉さんを無理矢理こんな処に来させちゃって…其の…怒っているかなと思っていて…少し…怖かった」
「…」

矢羽々家のひとり息子で、甘やかされたお坊ちゃんだと訊いていたからどれ程の我儘な子なのだろうと思っていたけれど…

(こ、これは…誰だって甘やかせたくなる!!)

以前逢った時は周りの暗さからハッキリと顔が見れなかったけれど、今繁々と見てみれば、コロコロとしたぽっちゃり体型で、色素の薄いサラッとしたくせ毛と黒目がちなくりっとした大きな目──其れはまるで中世の絵画に出てくるような天使の様だと思った。


「若、お座りなさい」
「あ…時人」
「私と約束しましたね?彼女を雇う条件」
「…うん。わ、解っている」

「?」

若と御門さんの間に交わされた約束とか条件というのが気になり、思わず首を傾げ思案顔をしてしまった。

其れを目敏く察した御門さんが配膳をしながら応えた。

「若は私のやる事なす事全てにおいて反抗的だったので条件を出したのです」
「条件?」
「あなたを雇って欲しいと云ったのは若です。ですがそんな身元不確かな素性の知れない馬の骨を大切な若の食事担当に雇うなど言語道断、と若の願いを私は突っぱねたのです」
「…馬の骨」

(一見丁寧な口調だけれど云っている事、悪過ぎ)

「しかし若がどうしてもあなたの食事じゃないと食べられないと駄々をこねまして──ならば今後一切私の云う事に逆らわないという条件を出した結果、其れを若が呑んだという事です」
「…そんな」
「其処までして若はあなたを望んだという事です」
「…」

座って俯いている若を見る。

小学6年生という割には幼い印象を窺わせる若は、これまでご両親や周りの人に甘やかされて我慢というものをした事がなかったのだろうなと思った。

其処に御門さんが新しく世話係になって、今までとは違った環境に戸惑って苦しんで悩んだ末に家出。

人に強制される事に慣れていない若が厳しい御門さんの云う事をきくという事自体とても勇気がいったのだろうと思う。

(其処までして私を…)

胸の奥がギュッと痛くなった。

沸々と湧いて出て来るこの仮初の気持ちは何だろう。


「若」
「えっ」

気が付いたら私は若の元に寄り、そっと手を握っていた。

「私、若のために毎日美味しいご飯を作ります」
「…」
「だから若も毎日を愉しくお過ごしくださいね」
「…お姉さん」
「若、彼女は従業員なので名前でお呼び下さい」
「あ!あの…な、名前──」
「井上来未です。どうぞお好きに呼んで下さい」
「…く、くるみ…さん」
「はい」

目の端で捉えた御門さんの表情は憮然としている様にも見えたけれど、私たちに特に云う言葉もなく、ただ若に「さぁ頂きなさい」と告げただけだった。






「~♪」

私は上機嫌で食器を洗っていた。

(よかった、全部食べてくれて)

若は本当に偏食なのだろうか?と思うほどに私の作った朝食を綺麗に食べてくれた。


遠い私立の小学校まで御門さんの運転する車で出かける時に云ってくれた「朝ご飯、美味しかったです」の言葉に不覚にも涙が出そうになった。

(若、本当にいい子!まさに天使だわ!)

私は今初めて、自分のやって来た事が無駄じゃなかったのだという幸せを噛みしめていたのだった。


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2017.03.30 (Thu)

偏食の王子様 8話



矢羽々家に引っ越して来た翌日──


トントン


「…」


トントントントン


「……ん」

薄暗い部屋に響き渡るノック音で目が覚めた。


トントントントントントン

「! は、はいっ」

私は慌てて飛び起き、部屋のドアを開けた。

「おはようございます」
「お、おお、おはよう、ございます」

其処にはキッチリとスーツを着こなしている御門さんが無表情で立っていた。

「案の定まだ寝ていましたね。就業時間10分前ですよ──遅刻厳禁」
「あ、は、はい!直ぐに支度して行きます」
「──では」

云いたい事をだけを云って御門さんはサッと立ち去って行った。

(あ、朝からあの美形を見るのは心臓に悪いわ~~)

ドキドキしている胸を押さえながら部屋の時計を見る。

(5時…10分前?!)

5時からキッチンで若の朝食作りを始める様に云われていたので確かに今起きなければアウトだ。

(4時半にアラームセットしていたのにっ)

寝起きの悪い私は無意識に目覚まし時計のアラームを止めてしまうという悪癖があった。


しかし──

(御門さんって…何時に起きているんだろう)

ふと早朝からキッチリ身のこなしをしている御門さんを思い出し不思議に思った。

確か昨夜、私が寝る前──22時過ぎにも廊下を歩いていたのを見かけたから…

(睡眠時間…滅茶苦茶短いんじゃないの?)

そんな超人的な御門さんの事を思うと私の事で要らぬ仕事を増やしたくないなと思った。

「もっと強力な目覚まし買って来なくっちゃ」

そんな事を呟きながら手早く身支度をした私だった。




私に与えられた職場は若の食事を作る専門のキッチンだった。

(まぁ、こんなに広い屋敷の中にキッチンがいくつもあるのは不思議な事じゃないのかも知れないけれど)

私だけが使用するキッチン。

其れは他の従業員と接する機会が少ないという事。

人間関係に気を使う私にとっては安心出来る環境だった。


「──ん、こんなものかな」

お味噌汁の味見をして火を止めた。

「後は余熱で充分ね」

手早く他の惣菜の準備をし、若の朝食時間である6時半に何とか間に合わせる事が出来た。

(初日だから純和風のごくありきたりなメニューにしたんだけど…)

若の偏食がどのくらいのものか解らない今、食べてくれるかどうか期待と不安は最高潮に達していた。


「──出来上がっていますね」
「あ、御門さん」

朝食をトレイに乗せ終えたタイミングで御門さんがキッチンに入って来た。

「食事の配膳は私がします──ですが今日は初日ですので若にあなたを紹介します。一緒に来ていただけますか?」
「はい」

御門さんは若のお世話係というだけあって、若に関する事は何から何までひとりでこなしているみたいだ。

勿論お世話係の他にも雑務をこなしているみたいで本当に忙しい人なのだなと思ったのだった。


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2017.03.29 (Wed)

偏食の王子様 7話



「だからおまえを雇うんだ」
「…」

この状況に及ぶまでの事の次第を話し終えた御門さんは最後にそう云い締め括った。


「──以上、あなたを此方で雇用する事情を全て話しました」
「!」

(口調が元の紳士風情に戻っている!)

どうやらこの御門さんという人は、仕事の時とプライベートの時とでは口調が変わるみたいだ。

(おかしな人)

あまりにも其の変わりようが激しいので、私はちょっと御門さんの事が怖いなと思ったのだった。


「あなたには是非若の偏食を治し、且つ矢羽々グループ時期社長に相応しい体型にしていただきたいと望みます」
「…減量…ですか」
「そうです、ダイエットです」
「…」

確かに小学生であの推定60㎏以上ありそうな体型は健康上よくないと思う。

私なんかで役に立つならそうしたいと──


「井上さん?」
「…」

私はしばらく考えたけれど、結局断るという選択肢はなくて、自然とテーブルに置かれた書類に署名していた。

其の書類を御門さんに差し出しながら告げた。

「私の持てる力で精一杯務めさせていただきます」
「──結構」
「!」

不意に表情が柔らかくなった御門さんは、フッと笑みを浮かべながら書類を受け取った。

(くぅぅ~美形の笑顔って破壊力満点だわっ)

また顔に熱が集まってしまい、あたふたとしてしまった私だった。


「では早速あなたが此方の屋敷に移る手続きと準備を開始します。あなたも其のつもりで準備にかかってください」
「あっ、はい」

何事もなかったかの様に指示を出す御門さんにもう笑顔はなかった。

(…もう少し見たかったな)

少し残念な気持ちが湧いたのはどうしてなのか解らなかったけれど、其れを考えさせてくれない程に御門さんは細かい雇用条件や引っ越しに関する事を矢継ぎ早に話始めた。


こうして私はある意味とても重要な仕事に従事する事になってしまったのだった──








御門さんの仕事は早かった。


「ふぁあぁぁ~」

仕事の話があったあの日から三日後。

私は既に矢羽々家の従業員棟の一室に居住を構えていた。


「すごい…今までのアパートよりも全然広い」

私はただただ感嘆の声を上げていた。


専門学校を卒業後、親元を離れひとり暮らしをしていたワンルームのアパートよりも広いだろう其の部屋はアパートと同様、バストイレ、簡易キッチンがついたホテルの部屋さながらの立派なものだった。

「流石矢羽々家。従業員部屋とはいえこのグレードの高さ──本物のお金持ちね」

荷物を整理しながら独り言がついつい出てしまう。

(何処まで出来るか解らないけれど…)

私のたったひとつ、唯一好きな事である料理で誰かを変える事、救う事、元気になれる事が出来るのなら精一杯頑張りたいと思うのだった。


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2017.03.28 (Tue)

偏食の王子様 6話



突然降って湧いた話に私は戸惑いを隠せなかった。


「状況は解っていただけましたか?」

美形の其の人は特に表情を変えずに、淡々とした口調で問うた。

「あの…ひとつ質問があるのですが」
「なんでしょう」
「何故私、なんでしょう?私の作る料理は…あの、はっきりいって此方にいらっしゃるだろう一流の料理人とは比べ物にならない程…大した事のない料理です」
「…」
「若と呼ばれる位のお坊ちゃんならきっと舌の肥えたグルメなお子さんではないのでしょうか?」
「──だから?」
「えっ」

私の言葉で御門さんという執事さんは眉間の皺が深くなった気がした。

(なんか…怖い雰囲気になっているっ)


「まぁ、世間一般の見解としてはあなたの考えている様な事がまかり通っていますね。大手食品メーカーである矢羽々グルーブの跡取り坊ちゃんだからグルメだ、舌が肥えている、だからあの体型なのだ──と」
「…はぁ」

(そうではないのだろうか?)

あの体型はどう見てもありとあらゆる美味しいものを食べて来た集大成なのではないのか?

だからこそ、私なんかが作った其処ら辺にありふれている様な家庭料理を美味しいだなんていう事がおかしいと、そう思えて仕方がないのだ。


少しの沈黙の後「はぁ」と深いため息をついた御門さんは呟く様に云った。

「──解った、洗いざらい話してやる」
「へ?」
「ただし俺の話を訊いたからにはおまえ、もう絶対この仕事から逃れられると思うなよ」

(俺?第一人称が私から俺になっている?)

其れに

(なんだか…雰囲気が)

何故か剣呑な雰囲気を発している御門さんの変わりように私は身構えた。

御門さんはシュッとネクタイを緩めながら先刻までの紳士風情の物云いから一転、今時の若者の様な軽い口調で喋り始めた。

「あの坊ちゃんはな、酷い偏食家なんだよ」
「!」
「現社長夫妻は歳を取ってから出来たひとり息子に甘々でな、これ嫌い、これ食べられないと食事に関して駄々をこねる息子の我儘を全部聞いて、求めるがまま好きな甘い菓子しか与えなかったんだ!」
「えっ」
「其の結果があの豚仕様だ!」
「…」

(この人…言葉遣い悪い…悪過ぎる!)

「しかも俺の親父までもが社長同様坊ちゃんに甘くてな、坊ちゃんの筆頭世話係という職務の枠を超えて一緒になって甘いものを食べ続けていた結果、糖尿病になって其れが元で合併症の脳血管障害で半年前死んだんだ」
「っ!」
「馬鹿ばっかりなんだよ、この屋敷の連中は!健康志向を謳っている弁当や食品を扱っている企業を経営している癖に、其のトップになろうって奴が不健康極まりないデブじゃどうしようにもないだろう!」
「…は、ぁ…まぁ、そう、ですよね…」

(怖い!もう…ただ黙って頷くしかない~~)

「親父が亡くなって代わりに世話係に就いた俺は坊ちゃんの偏食を改善しようとありとあらゆる手を使った」
「…」
「だけどどれもこれも効果がなかった。其れどころか益々偏食が酷くなって…其れで数週間前、俺のやり方に厭気がさした坊ちゃんは家出しやがったんだ」
「えっ、家出?!」
「あぁ──電車を乗り継いであてもなくただフラフラとしていただけだが、金が無くなった時点で途方に暮れていた。其の時におまえと逢ったと云っていた」
「…塾じゃなかったんだ」

(塾が終わって親の迎えを待っていると云った男の子は、実は家出中の若様だったって訳?)

私はあの時の状況の真相が解って少し複雑な思いに駆られていた。

「坊ちゃんの携帯に仕込んであったGPSで居場所を特定して迎えに行って驚いた」
「驚いた?」
「坊ちゃんがおまえの弁当を必死になって食べていたんだよ」
「えっ」
「菓子以外のものを絶対に食べなかった筋金入りの偏食家だってーのに、泣きながらガツガツとおまえの弁当を食べていたんだよ」
「…」

御門さんの言葉がじんわりと心に沁み込んで行く。

(私の作ったものを…偏食の子が食べてくれただなんて…)

其の時の状況を想像したら嬉しくて、ついうるっとした──瞬間

「おまえ、何者だ」
「え」

いきなり御門さんがグッと間近に迫った。

(ちょっ、ち、近い近い~~!)

「一流シェフが作ったフルコースなんて嘔吐ものだったっていうのに、なんでおまえの作った料理は食えたんだ」
「…そ、其れは…私には何とも…」
「…」

しばらく私の顔をジッと覗き込んでいた御門さんは、無表情のままスッと離れた。

(いきなり近づかないでよね、心臓に悪い!)

慣れない美形の接近にドキドキと胸が高鳴って仕方がない。

だけど其れを押さえて、なんとか冷静になろうと努めた私だった。


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2017.03.27 (Mon)

偏食の王子様 5話



テーブルに置かれた書類にはギッシリと細かく雇用条件が書かれていた。

其の細かすぎる雇用条件などの文言は今、この場でハッキリと読み解く事は出来なかったけれど、大まかな事は頭に入った。


つまり──

此処は私が勤めているチェーン店のお弁当屋の大元である大手食品メーカーの創始者一族が住まう、矢羽々(やはば)家だという事。

私はこの屋敷の厨房で、矢羽々 樹生(やはば たつき)なる人物専用の食事を作る料理人として雇われた事。

朝昼晩、365日毎日の事なので屋敷に住み込む事が必須条件となる事。

決まった休日はないけれど料理を作る時間以外は基本自由時間となる事。

給金は月に決まった額が支払われるが其の他にも様々なボーナス手当がつく場合がある事。


「…なんですか、これ」
「日本語が理解出来ないのですか」
「! そんな訳ないでしょう?!私が云っているのは──」
「…」
「あっ」

思わず声を荒げてしまい(しまった)と思った。

(この人が何者か解らない今、慎重に言葉を発しなければいけないのに)

解らない事ばかりでつい感情的になってしまった。

少し俯き、次に云うべき言葉を選んでいた。


「構いませんよ」
「え」
「どうぞ普段のあなたの話し方で私に意見を述べてください」
「…」
「どの様な不躾な云い方をされても、あなたを解雇するという事態にはなりませんから」
「!」

其れは既にこの雇用は決定事項だと云われた気がした。


こんな訳の解らない状況でおかしな条件を突きつけられて…

(其れでも私には拒否権がないというの?)


「…」
「どうしました」
「…きちんと説明をして下さい」
「なるほど、そうですね。事は順序立てて説明する必要があります」
「…」
「まずは私の自己紹介をしておきましょう。私はつい半年前、父の跡を継いでこの矢羽々家の筆頭執事に就任した御門 時人(みかど ときひと)と云います。主な仕事はこの屋敷内に関する雑務ですが、メインとなる業務は若君のお世話です」
「若君?」
「矢羽々家のご長男であり、矢羽々グループの次期総帥になられる樹生様です。樹生様の事は基本『若』とお呼びする様に」
「樹生様って…あの、私が食事の世話をする…という?」
「えぇ、若たっての希望であるが故、この様な事態になっています」
「希望?!な、なんで?私、其の樹生…わ、若という方には逢った事も喋った事も──」
「お逢いになっているはずです。あなた、数週間前小太りの子どもに弁当を渡したでしょう?」
「…小太り…弁当……って───あっ!」

まさか まさか…

(彼に振られたあの日の夜に逢った、道端に倒れた空腹の子ども──?)

「思い当りましたか?」
「…え、えぇ」
「其の子どもが若です──現在小学6年生の若があの日食べたあなたの弁当にいたく感激いたしまして、是非自分の食事係にしたいと私に懇願したのです」
「ちょっと待ってください!なんで私だって解ったんですか?!私、其の…わ、若という人に名前を名乗っていませんでしたけど」
「弁当箱にご丁寧に名前が書かれていましたよ」
「───あっ」
「【5ー1 いのうえくるみ】という記載と、弁当に入っていたサラダドレッシングの小袋が矢羽々グループのチェーン店で働いている従業員のみが購入可能の商品だという2点からあなたの身元は早々に解りました」
「…」

(迂闊だった!)

小学生の時から使っていたお弁当箱だったから当時のままになっていた。

──しかもドレッシング!

(従事者価格で買えるお得な商品だから愛用していたのよ!)

そんな事から簡単に個人が特定されてしまうなんて、怖い!と思ってしまった。

「今回はたまたま善良な我々の手に渡って事なきを得ましたが、あなた、万が一助けた男がとんでもない悪人だったらどうしますか」
「だ、だって子どもだったし…そんな悪人だなんて…」
「其の危機感のなさ。世の中を舐めていますね」
「…」

なんだか話の方向があっちこっちに飛び交ってしまって頭の中がごちゃごちゃしている。

(だけどつまり…)

あの日助けた男の子は私の勤めているお弁当チェーン店の会社社長の息子で、其の子が私のお弁当を気に入って自分の食事係にしたいがために私の事を調べて今回のこの流れになった…

(という事なの?!)


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