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ご報告

【Lune Ouvrage】に来てくださる皆さん、いつもありがとうございます。<ご報告>というタイトルでお報せ記事を書きます。2017年1月1日から始めましたこのブログは私が今まで色んな処で書き散らかして来た作品を再録という形で毎日一話ずつ更新して来ました。純粋に載せる場所の無くなった作品の救済の場としてこのブログを作り、約一年と九ヶ月ちょっと更新し続けて来ましたが、<ミリON★オーダー>の更新を持ちまして一旦、此方...

ミリON★オーダー(番外編7-5)

<つばきの恋⑤>  生まれて初めて人に愛される事のあたたかさを知った。「ふっ…んっんっ…あぁぁっ」「ん…あっ…ごめん…もう…もう──」「あっ!ん…んんっ」瞬間私の胎内に流し込まれた楓さんの精が熱く浸透していった。時折私の中で楓さんのモノがピクピクッと動くのがこそばゆかった。「…はぁはぁはぁ…ご、ごめん…つばきちゃん…生だとどうしても気持ちよ過ぎて」「ううん…いいの…私も気持ちよかったから」「──つばきちゃん...

ミリON★オーダー(番外編7-4)

<つばきの恋➃>「ん…」「──大丈夫?」彼と共に絶頂を迎え、其のまま私は一瞬意識を手放していたようだった。「…あ…腕」彼の腕に頭を乗せていた事に気がついて私は避けようとしたけれど、空いている方の腕でガシッと体を掴まれ、私は身動きが取れなかった。「いいよ、このままで」「…」男の人の腕枕なんて初めてだったから恥ずかしさからちょっと居心地が悪かった。「──まいったなぁ…」「え」ボソッと呟くように云った彼の言葉にド...

ミリON★オーダー(番外編7-3)

<つばきの恋③> 小さなワゴン車に乗せられ連れ込まれたのは一見其れとは解らない感じのラブホテルだった。「…」男の人がタッチパネルで部屋を選んでいる様子を物珍しげに見ていた。(こんな風になっているんだ)ラブホテルって不潔なイメージがあったけれど、其のイメージはフロント内から払拭されていた。(なんだか普通のホテルって感じ)やがて無言で手を繋がれエレベーターで上へと上がって行った。男の人が選んだ部屋に...

ミリON★オーダー(番外編7-2)

<つばきの恋②>勝手知ったるマンション内。様々な簡易施設のあるフロアを抜け、居住フロアに差し掛かる途中にある音楽ルームから微かにピアノの音が漏れていた。(誰か弾いている)なんとなく部屋の前まで行って耳を澄ましてみる。ピアノが置かれている其の部屋は映画を観たり音楽を聴いたりするオーディオルームとは違って完全防音されていない部屋だった。漏れて聞えてくる音を部屋のドアで聞いていると微かな人の話し声も聞え...

ミリON★オーダー(番外編7-1)

<つばきの恋①> 初恋は実らない──其れは本当だろうか?其れとも嘘なのか?姉を見ていると其れは嘘だと思う。だけど私は…私自身に置き換えてみると其れは本当の事だと思ってしまうのだった。「ふ…うっ…」クチュクチュと粘膜を掻き混ぜる音が私の中の羞恥心を一層昂らせる。「あ…んっんっ」唾をつけた人差し指でクリトリスを擦り続ける。「ふあ…んっ、んっんっ──」ジワジワとした快感が背筋を突き抜け一気に絶頂を迎えた。ビク...

ミリON★オーダー(番外編6)

<那乃と千里> 「ねぇ、訊いた?」「何」「お兄ちゃんとあやめちゃん、結婚するんだって」「…あぁ」「三月にお兄ちゃんが18歳になったら結婚するんだって。ビックリだよねぇ」「あのふたりは昔から仲が良かったからな──なるようになったって感じだろう」「…そうだね」誰もいないトレーニングジムでふたり並んでルームランナーで走っている私と千里。十四年前に陣城寺財閥八代目当主の母と婿養子の父との間に長女として産まれ...

ミリON★オーダー(番外編5)

<那由太とあやめ> 陣城寺財閥八代目当主は歴代初の女当主だった。陣城寺 未梨。政財界において彼女は異彩を放っていた。異例の若さと其の歳相応に見えない見かけに騙される事が多いが、かなりのやり手で婿養子である夫と敏腕第一秘書のサポートを得つつ今日も陣城寺財閥は絶好調の業績をあげていたのだった。「那由太、何処?」「此処だよーあやめちゃん」声のする方に私は向かった。其処はマンション内の図書室だった。大...

ミリON★オーダー(番外編4)

<不二宮 万次>陣城寺財閥当主の第一秘書としての仕事を終え自宅に帰って来た。この自宅…実は【Million Castle】の敷地内に結婚祝いだといって建ててもらった二階建ての豪華なものだった。当初は受け取れないと激しく拒否していたが、オレが何か云う度に其の十倍物を云って来る雇い主の口に根負けして素直に受け取る事にした。ただし毎月の手当てから【家賃】という名目で三万円だけは引いてもらうことにした。其れがせめてもの...

ミリON★オーダー(番外編3)

<花鳥 寿々香>「覚えていますか?あの時の主人公の後輩役って、あの正岡賛司だったんですよ」「正岡賛司って、今は主役級の役ばかりやっているじゃないか」「そうなんですよ!彼、結構下積み生活が長くてコツコツ頑張って来た努力型なんですよ」「へぇ…君、凄く詳しいんだな、若いくせに」「昔のトレンディードラマって今バンバン再放送してるじゃないですか。其れでハマっちゃってですね」「ふぅん」最近よくあたしのいる医療室...

ミリON★オーダー(番外編2)

<流蓬 菊>「菊様!何方においでですか、菊様ー」「いたか?」「いいえ、何処にも」「まさか、また陣城寺の姫様の所に?!」「あぁぁ、もうお時間がありません~~」(やれやれ…本当に煩い者達だ)自分達の主人の行きそうな場所ぐらい解からぬものか。「…」(まぁ、解かる方がおかしいか)わたしの自室の隠し扉の向こう側の部屋の存在を知っている者など今やこの屋敷には誰一人としていないのだからな。内証でこの部屋を作った棟...

ミリON★オーダー(番外編1)

<乾 千太郎>昔から好きだった女にフラれた。相手はとんでもない大金持ちの娘で小金持ちのおれには高嶺の花だった。あいつが選んだ男に正直嫉妬した時もあったが、どうしてか其の男がやたらいい奴で気がついたら親友みたいな感じになっていた【子守】という名のバイトから解放されたおれはまた元の生活に戻っていた。スポーツジムでのコーチぶりが評判になって、いつの間にかちらほらテレビ番組に呼ばれるようになっていた。其れ...

ミリON★オーダー 34話(終)

<無量大数の幸せ>私達の住む街に開花宣言が出された三月の良き日に、私と京の第一子となる男の子は産まれた。「未梨ちゃん、ありがとう!本当にありがとう!!よく頑張ったね、偉いよ、本当に!」「……京」陣痛が始まってから6時間。めちゃくちゃ安産だったと花鳥には云われたけれど…(めちゃくちゃ痛かった!!)正直「もう子どもはいい!ひとりでいいぃぃぃー!!」と思ったのだけど…「わぁぁ可愛いなぁ~いや、男前なのか?も...
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